2019/10/2

Homebrewで入れているruby-buildをgitのHEADに更新する

はじめに

こんにちは。宇賀神です。 今回は Qiitaに投稿した記事 をこちらにも転載したものになります。

何がおきた

Rubyの2.4以降のバージョンに対してセキュリティリリースが出たそうで。
https://www.ruby-lang.org/ja/news/2019/10/01/ruby-2-6-5-released/

使っているrubyのバージョンを更新しようとしたところ、brew upgrade ruby-buildしたのに2.6.5がない。

$ brew update && brew upgrade ruby-build 
$ rbenv install --list
...(中略)...
2.6.3
2.6.4
2.7.0-dev
2.7.0-preview1
...(中略)...

どうやら brew upgrade ruby-build でインストールできるのは 2019/08/28 リリースのバージョンまでらしい(2019/10/02現在)。
https://formulae.brew.sh/formula/ruby-build

というわけで、gitのHEADから拾ってきてruby-buildを更新する必要が出てきました。

やり方

インストールコマンドにオプションを付けるだけ

$ brew install ruby-build --HEAD

が、既に ruby-build が入った状態でこれをやると怒られます。

Error: ruby-build 20190828 is already installed
To install HEAD,first run `brew unlink ruby-build`.
Warning: Skipping (old) /usr/local/Cellar/ruby-build/20190828 due to it being linked

まあそりゃそうだ、ということで、一旦 unlink して外してあげてから再インストールします。

$ brew unlink ruby-build
$ brew install ruby-build --HEAD

Rubyのインストールをしたらバージョン切り替えて確認

$ rbenv install 2.6.5
$ rbenv local 2.6.5
$ ruby -v ruby 2.6.5p114 (2019-10-01 revision 67812) [x86_64-darwin18]

大丈夫そうっすね。

まとめ

というわけで、ちょっと邪道なHomebrewのプラグイン更新のやり方でした。セキュリティリリース自体は迅速な対応が必要になるものなので、今後も使う機会はありそうな気がしています。 また更新します〜〜。

参考

https://qiita.com/chezou/items/658a058ae22eb5bf6c5e